さんた広場-「継続は力なり」

　　「さんたや」を地域交流の起点としての
　　コミュニティカフェをめざすサンタ村では、
　　日曜日、メンバー自主参加の広場を運営しています。
　　毎回、５～７名くらいのメンバーの参加があります。
　　９時～２時間ほど、
　　掃除や買物、調理等の開店準備をし、
　　その後は、
　　交代で店番をしたり、
　　図書館へ出かけたり、　
　　パソコンで、カレンダーを作ってみたり、
　　おりがみで、来店された小さなお客様と交流したり、
　　明日の仕事のため、ちょっぴり、お昼寝したり・・・と
　　各々、カレッジとは又違った時間を、仲間と共有しています。
　　そして、その中で、それぞれの役割も出来つつあります。
　　今日は、その中のＫさんのことを、
　　みなさんに少し、紹介したいと思います。
　　彼女が、とりめしランチのメニューである
　　だし巻玉子に挑戦し始めてから
　　２年近くがたちます。
　　最初は、
　　彼女の「やってみたい」との想いからのスタートでした。
　　上手くいかず、時には、涙が頬を伝うこともありましたが
　　｢やめる｣とは、一度も言わず、
　 「代わろうか」との言葉にも、首をふり、
　　コツコツと一生懸命、取り組んできました。
　　最近では、準備から後片づけまで、
　　だし汁と玉子を用意しておけば、
　　後はお任せで、、
　　お手伝いのお母さん方も感心するほどの
　　腕前となってきました。
　　「上手になったねえ」と褒められると
　　嬉しそうにはにかむ彼女の
　　根気のよさは、あっぱれの一言につきます。
　　そして、何より嬉しいことは、
　　「家では、やってくれんのだわね」と話されていたお母さんから
　　最近は、家庭でも、その腕前を発揮してくれるようになった
　　と報告をいただいたことです。
　　まさに、「継続は力なり」
　　日々、メンバーに教えられ、実感しています。